好奇心旺盛 but 小心者。

音楽やお笑いや謎解きについての主観

こぶしファクトリー リリイベ@神戸

2020/2/8

こぶしファクトリー

8thシングル「青春の花/スタートライン」発売記念ミニライブ&お見送り会

神戸ハーバーランド・スペースシアター

 

この会場は以前Juice=Juiceのリリイベでも来たんですが、そのときもめっちゃ良いなーって思ったんですよ。

広いし、吹き抜けになってて2階や3階からも見えるし、室内だからか音量制限とかもないっぽくて声も聴きやすいし、スクリーンもあるし……。

Juice=Juiceのときは確か新曲のMVがスクリーンでずっと流れてて、それだけでもすごいなって思ってたんですが、今回はこぶしファクトリーの歴代MVがダイジェスト的な感じで流れてて、「え、エモ……、エモいとはこういうことか……」ってなりました。

 

元々モーニング娘。の握手会とはしごする予定だったのが中止になったので、3回とも観ることができました。

だんだん番号が良くなっていくという理想的なパターン。

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ミニライブはとにかく最高でした!

ハロプロは全グループ好きですが最近ライブやハロコンに行けてなくて、こぶしも多分昨年のHPASのミニライブ以来でした。

生で観るのってやっぱり良いですね……。

もう歌声が素晴らしすぎて胸が熱くなるし、解散が近いこともあって、何度も泣きそうになりました。周りにも泣いている方がいました。

途中でなぜか「この子たちが知られずに終わっていく世の中って何!?」みたいな感情もわいてくるぐらい、本当にすごかったです。

あと、最初メンバーたちが出てきたとき、お客さんの数を見て喜んでくれてるっぽかったのも可愛かったです。

 

セトリはこちら。

広瀬彩海ちゃんのブログから引用)

1部

開き直っちゃえ!

青春の花
Come with me
GO TO THE TOP!!
好きかもしれない

スタートライン

2部

チョット愚直に!猪突猛進

青春の花
ハルウララ
急がば回れ
明日の私は今日より綺麗

スタートライン

3部

押忍!こぶし魂

青春の花
サンバ!こぶしジャネイロ
オラはにんきもの
亀になれ!

スタートライン

この他に「LOVEマシーン」のアカペラを少しだけ披露する時間もありました。

新曲以外全部違う曲ですごい! って思いました。

1部と2部でだいぶ泣きそうになって、3部前に結構寂しい気持ちになってたんです。

FCでひなフェスもラストコンサートも落選したし、関西でのライブももうないみたいなので、もしかしたら生で聴けるのは最後かもしれないなって。

そしたら3部のセトリが涙も吹っ飛ぶくらい明るくて、ただただ楽しい気持ちで終わることができて有り難かったです。

スタッフさんの前説的なのもどんどん盛り上がっていってて、ライブハウスみたいになってましたしね。笑

 

新曲は今回初めて聴きました。

「スタートライン」はこぶしらしいカッコいい曲。ファンの人たちの歌割(?)もたくさんあってすごく盛り上がる感じでした。

「青春の花」はかなりシンプルな曲だなって印象なんですが、こぶしの歌唱力で歌詞がすーっと入ってきて、今の時期だからこそこういう曲がめちゃくちゃ響くなぁと思いました。好きです!

 

ライブのあとの握手会は無しで、マスクを着用してのお見送り会に変更でした。

私もマスクしてたんですけど、ただでさえ声が通らない系オタクなのに、口の動きが見えないので言葉がより伝わりにくいという……。

多分ほとんどわからなかったと思うんですけど、それでも雰囲気で返してくれるみんながすごく優しくて本当素晴らしいなって思いました。

あとメンバーの声はマスクしてても関係なく普通に聞こえたので、やっぱり声量が違うんだなぁとか感じたりもしました。私の声質が悪すぎるだけ?笑


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最後に少しだけ、個人的に各メンバーに対して感じたことを書き残しておきます。

 

あやぱん(広瀬彩海ちゃん)

本当に歌が上手い……!

もちろんメンバー全員歌が上手なんですけど、あやぱんの声は特に迫力があるというか、声量もすごくてガツンと響いてくる感じがあります。

高音のフェイクも聴いていて気持ち良いですよね。

あとパフォーマンス中ずっとにこにこしてて、「みんなついてこれてるかな?」みたいな感じで一人一人の顔を見てくれてるような雰囲気がめっちゃ好きって思いました!

 

みなみな(野村みな美ちゃん)

アカペラでベースを担当しているみなみな。低音が本当にカッコいいです!

煽りもちょっと天然な雰囲気が出つつ超カッコよくて最高でした。

間近で見るとめちゃくちゃ小柄で、「なぜあの体からあの力強い声が……??」と不思議になるくらいでした。

 

はまちゃん(浜浦彩乃ちゃん)

今回なんだか改めて「あ、はまちゃんの歌声好き……」ってなりました。

特に高いとこで張り上げる感じが好きです。

ちょっと少年ぽさもあって、「僕」「僕ら」っていう一人称で歌うのがすごく似合う声なんですよ。そういう歌割が多いってのもあるのかな?

あと今回着てた衣装がはまちゃんだけパンツで、スタイルの良さがより際立っててつい目で追っちゃいました。カッコいい……。

 

さこちゃん(和田桜子ちゃん)

推しです!

本当にお顔が可愛い。

他のメンバーに比べるとちょっと控えめっぽく見えたりもするんですが、不意に見せるはしゃいだ表情にやられます。笑

歌声もめちゃくちゃ好みで、カッコいいのに語尾とか所々に色気があって、唯一無二だなって思います。

引退までにまた聴きたいなぁ……。

 

れいれい(井上玲音ちゃん)

すごく可愛くて、見るたびに「美」って文字が頭に浮かびます。

歌声も迫力あるし、ボイパもカッコいいし、それでいてあのお顔とスタイルって本当羨ましい限りです。

「好きかもしれない」の落ちサビ?が大好きなので、やっと生で聴けて嬉しかったです!

 


こぶしファクトリー《アカペラ&ボイスパーカッション》LOVEマシーン

「絶望テレビからの脱出」感想

SCRAP×サバンナ高橋茂雄 共同制作vol.2

「絶望テレビからの脱出」

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行ってきました!

 

今年初めての脱出ゲームで、無事に脱出することができました(*´-`)

SCRAPの脱出ゲームは個人的には脱出率が低くて、同じくサバンナ高橋さんのシリーズである「絶望トイレからの脱出」も失敗していたので、今回脱出できて良かったです。

 

では、感想をだらだらと書いていきます。

ネタバレはしていないと思いますが、雰囲気には触れているのでこれから参加される方はご注意ください。

 

公演の流れなど

テレビ局に観覧で来ていたら、スタッフや出演者が全員食中毒で搬送されてしまい、代わりに自分たちで番組を作ることに……。

そんな感じのストーリーで始まるのが今回の公演です。

実際にスタッフや出演者になりきって進めていくので、番組作りの大変さや緊張感も味わえるような内容になっていました。

動き回る公演ということで動きやすい服装が推奨されていますが、スカートの人にはズボンの貸し出しもあります。

実際、私はプレイ中は結構床に這いつくばっていたので、下手に自前のズボンで臨むより借りたほうが良いかもなって思いました。

……でも、あとから思い返すと私以外誰も這いつくばってなんていなかったので、別に這いつくばらなくてもクリアできると思います。笑

とにかく、他の公演とはまた少し違った体験ができるのが魅力でした。

 

感想など

当日は同行者と2人で参加したのですが、他にも2人組の方とソロ参加の方がいらっしゃったので、5人チームでのプレイとなりました。

この公演のプレイ人数は最大6人ですが、4人以上の参加が推奨されているので、他にも参加者の方がいてくれて良かったーとひと安心でした。

特に自己紹介もないままスタートしてしまったので、大丈夫かな? って気持ちは少しあったのですが、いざ始まると驚き。どうやら皆さん上級者の方だったようです……!

負担の多い(?)部分を率先してやってくださったり、情報をしっかり共有してくださったりと、めちゃくちゃ頼もしい方ばかりでした。

そのため、ひらめきが必要な部分も誰かしらがさくっと思いついてくれる、というパターンが続き、大きく立ち止まることもなく進んでいきました。

ファインプレーがゆるやかに続いてるみたいな感じですかね。

あとから思い返して、「え、あれ本来難しい部分だよね? あの人もあの人もすごい……」って改めてなりました。笑

そんな中で、私自身もファインプレー的なひらめきができた部分があったので満足度が高かったです(*´-`)

元々この公演は謎解きよりアクションがメインみたいな噂を聞いていたので、もしかしたら苦手なタイプかもなーと思ってました。

私は脱出ゲームにおいて小謎はそこそこ解けるものの、その後のストーリーに沿った推理や行動が必要な部分とか、一番大事な大謎が結構苦手なので……。

なのでアクション的な部分でひらめけたのは個人的にすごく嬉しいポイントでした!

 

 

この「絶望」シリーズは第3段も企画されているようなので、また行ってみたいなーと思います。

ちなみにこの公演では、グループチケットを買うとプレイ中のムービーがもらえるみたいです。

終わってから「確かにムービーで見返したいな……」と感じたので、また違う公演でも導入されたら良いなーと思っております。

「ハロプロ楽曲大賞'19」個人的候補

ハロプロのグループや関連アーティストが1年間に発表した楽曲の中から好きなものを選んで投票するイベント、「ハロプロ楽曲大賞」。

今年も開催されていますが、気づいたら今日が締め切りでした!

どれに投票するか整理するためにも、ノミネートリストの中から私が好きな曲・MVをだーっと並べてみようと思います。

アルバム曲、舞台曲などはまだ聴けていないものが多いので、基本的にシングルから選んでみました。

(各サムネイルをタップするとMVを再生できます)

 

 

モーニング娘。'19

人生Blues

今年モーニング娘。が出したシングルは「人生Blues / 青春Night」だけで、おそらく「青春Night」のほうが人気が高いと思うのですが、個人的にはこの「人生Blues」の雰囲気が好きです。

曲の不思議な展開、ちょっと不気味な母音だけのコーラス、某金爆さん風の振付、メンバーが折り重なって眠る(?)姿で終わるMVなどなど……。

全体的に奇妙ではあるんですが、最終的にとても励まされる曲で、BEYOOOOONDSの「Go Waist」と共に筋トレ中のBGMにしていました。

「人生って なんとも無理な場面から なんとかするから なんとかなる」って歌詞は本当にその通りだなぁって感じですよね。でもそういうのを押しつけてくるんじゃなくて、なかなかできないよねぇみたいな気持ちも描かれていて、好きです。

 

アンジュルム

全然起き上がれないSUNDAY

この曲本当に好きなんです。

好きなところは以前のブログにも書いています。

恋はアッチャアッチャ

初めてMVを観たときの感動がとにかくすごくて。

いろんな衣装や場所での撮影、エキストラ出演などもあり、「これは本当にハロプロのMVなのか? 豪華すぎやしないか?」と衝撃を受けました。笑

(あやちょに無理やり?ウエディングドレスを着せたことだけはちょっと、うーん、って感じですが)

恋愛や日常の悩みを歌いながら、人類や地球など壮大なテーマへと展開していく感じもハロプロらしくて好きですね。

聖地巡礼と言うのかわかりませんが、HPASのイベントに行くときにちょうど京急蒲田駅を通れたので、MVの真似をして写真を撮ったのも個人的には思い出です。

 

Juice=Juice

「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?

本当に本当に名曲ですよね!

今年のハロプロの楽曲を語るうえで、外すわけにはいかない1曲だと思います。

たぶん一般の方にも刺さった曲だと思いますし、やり方は賛否両論かもですがこの曲を長期にわたって推してくれたのは嬉しかったです。

今週「MUSIC FAIR」の出演もありますが、欲を言えばもう1つぐらい音楽特番か何かで披露してもらえないかなぁと思っております。笑

ポツリと

切なくて可愛らしい歌詞なのにサビがめちゃくちゃ壮大で、孤独感だけで終わらない不思議な感覚になる曲です。

中島卓偉さんってこういう曲も書かれるんだなぁと何だか新鮮でした。

この曲のリリイベに行ったとき、パフォーマンス中にかなともとさゆきが向かい合うところでちょっとふざけてたのも印象的でした。笑

 

こぶしファクトリー

Oh No 懊悩

思わず歌いたくなる楽しい曲で大好きです!

歌詞はちょっと切なかったり自虐的だったりするんですが、そこもまた好きですねー。

こぶしの曲は結構前向きなのとか這い上がろう的なものが多かった気がしますが、こういう身近な悩みを描くようなリアリティのある曲も新鮮で良いなって思いました。

 

BEYOOOOONDS

眼鏡の男の子

同じシングルに入っている「ニッポンノD・N・A!」のほうが人気が高そうですが、この曲を聴くとやっぱり、BEYOOOOONDSの快進撃はここから始まった! って感じがするんです。

初めて聴いたときのワクワク感、生でパフォーマンスを観たときの楽しさ、MVを観たときの感動。本当に明るい気持ちにさせてくれる曲だなって思います。

これ観たら前田こころちゃん(くん)を好きにならずにはいられないですよね。

 

ハロプロ以外

大森靖子「絶対彼女 feat. 道重さゆみ

ノミネートリスト見て「わー、この曲も対象なんだ!」って嬉しくなった1曲です。

超女の子肯定ソングですよね。

自分より年上の方々が「女の子」を肯定してくれて「君もかわいく生きててね」って歌ってくれることに救われるような気持ちになります。

個人的に椎名林檎さんの「人生は夢だらけ」を聴いたときの感覚に近いものがあるなって思ってます。どちらも年をとることを楽しみに思えるような曲。

 

PINK CRES.「トウキョウ・コンフュージョン

PINK CRES.にはそこまで詳しくないんですけど、この曲好きなんですよねー。

クセになるメロディーとカオスなMV。児玉雨子さんの歌詞やっぱり好きだなぁって思います。

 

 

その他つばきファクトリーカントリー・ガールズの曲も良かったですし、他にも好きな曲はたくさんありますが、今年はとりあえずこのあたりから選んで投票してみようかなと思います。

 

第1回五教科謎検、受けてみました。

2019年11月22~24日に開催された「第1回五教科謎解き能力検定(五教科謎検)」を受検しました。

今回は「現行(2019年)学習指導要領にて小学校の教育課程で扱う内容」が範囲になるという、これまでとは少し違った形式で、ひらめきだけでなく知識も必要なものになっていました。

 

ちなみに私が謎検を受けるのは2回目です。

前回受検したときの記事はこちら↓

 

受検の結果

今回は70点以上で3級合格となります。

私は90点で合格でした。

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今回は制限時間45分で30問と、これまでより制限時間が短く問題数も少なくなっていました。

そのため1問あたりの配点が高く、2問間違いでぎりぎり90点という結果になりました。

とにかく急いで解いたものの見直す時間がなくて心配でしたが、明らかに勘違いしていた1問と解ききれなかった最終問題以外は合っていたので、まぁ良かったかなと思います。

満点も不可能ではなさそうだったので正直ちょっと悔しいですが(>_<)

 

受検について振り返り

事前準備について

今回はわりと直前に受検を決めたのですが、小学校レベルとはいえさすがに勉強はしておいたほうが良いかなぁと思い、ちょっとだけ勉強しました。

国語と英語はまぁどうにかなるだろう、算数も計算ならどうにかなるだろう、でも理科と社会は用語を知らなかったら詰みそう……という考えで、理科と社会を中心に一夜漬けみたいな感じでざざっと復習(予習?)してみました。

小学生の頃は正直かなり成績の良いタイプだったのですが、さすがにもう1●年経っているので忘れていることだらけで。

あーこんなのあったなぁ、とか、えーこんなこと習うんだっけ、とか、一人で懐かしい気持ちになっておりました。

受検まで時間がなかったので、練習問題で夏の大三角形が出たから冬の大三角形が出るんじゃないかとか、地図記号使われそうとか、ヤマを張ってみたり。

ちなみに文系コースで生きてきた私ですが、体育を除けば歴史が一番苦手なんですね。

でも小学校の範囲だから地理とか公民的なのがメインだよねーとなぜか勝手に思いこみつつ学習範囲を調べてみたところ、がっつり日本史があって泣きそうになりました。笑

確かに思い返せば、私が小学生の頃ってみんな「学校へ行こう!」の「B-RAP HIGH SCHOOL」に出ていたCo.慶応さんのラップで歴史用語を覚えていました。そういう世代でした。

というわけで、何もしないよりはマシかと思い日本史のテキストみたいなのもざーっと眺めました。

あと算数も一応どういうのが学習範囲かチェックはしました。二辺夾角相等とか一辺両端角相等とか懐かしいなーと思いながら。ちなみにいま調べたら現在はそういう言い方しないらしいです。覚えた意味ない……。

問題について

実際受検してみて、国語と英語の問題ではほぼ悩むことはなかったです。

それなのに国語がちょっと低いのは、最終問題に国語の要素があったからですね。国語が一番好きなのでグラフがへこんでるのがちょっと悲しい(´・ω・)

英語の問題で16はちょっと悩みましたが、これ、ハロプロ界隈で時々話題になるやつですね。譜久村聖ちゃんがキレた(?)あの事件とか。笑

結局理科と社会の問題では止まりまくりで、どうにか推測して答えを出した問題もいくつかありました。

日本史関係は2問ぐらいあったと思いますが、何とか正解できました。

途中で1問落としたのは理科の問題です。これはもう完全に勘違いしてました。終わってすぐ調べて間違いに気づきましたが、冷静に考えればわかる問題だったので残念でした。

最終問題も時間をかければ解けました。問題の表示がどうなってたか忘れたのですが、社会と国語の複合かな? 最終的にすごく好きなタイプの謎だったので時間内に解きたかったです。配点も6点と一番大きかったですしね。

 

全体的には純粋な謎解きというより知識を問う問題がやっぱり多かったですが、ちゃんとひらめきが必要な部分もあり、逆に知識が抜けていても問題の形式のおかげで推測して解けることもあったので、謎解き力に救われる感じもあって面白かったです。

ただそういう部分が多いとなぜかちょっとズルをしているような気分になったりもするんですよね……。あーこれわからないのに解けちゃった、みたいな。笑

だから普段から五教科の勉強もしておかなくちゃなぁって思いました。

今後は出題範囲を中学校レベルにした2級と、高校レベルにした1級の検定も予定されているそうです。

そうなると相当勉強しておかないと無理そうなので、この機会に日頃から勉強しておくのも良いかもなって思います。私の場合は特に歴史と、理科ですね(´-ω-)

もちろん謎解き力も鍛えておきます!

アンジュルムの「全然起き上がれないSUNDAY」が好きだ

2019年11月20日に発売されたアンジュルム27枚目のシングル

私を創るのは私/全然起き上がれないSUNDAY」

オリコンウィークリーチャート1位おめでとう!!

……と、まだ発表されていないのにフライングで書いてみました。笑

↑こちらは初日のデイリーチャート発表の瞬間が観られる動画です

 

今回のシングルの中で、特に「全然起き上がれないSUNDAY」がとても好きなので、それについて少し書いてみたいなと思います。

アンジュルム『全然起き上がれないSUNDAY』(Promotion Edit)

 

 

歌詞について

アンジュルム 全然起き上がれないSUNDAY 歌詞 - 歌ネット

私と君の関係

主人公の「私」と、「君」との関係って何なのでしょうか。

1番だけ聴くと、ふざけてばかりでチャラチャラしている「彼氏」に怒っているようにも思えるのですが、2番の歌詞には、付き合っていないけど仲が良い存在で、自分一人で勝手に盛り上がっていたけれど結局叶わなかったことが描かれています。そしてそれを主人公は「失恋」だと言っているわけですよね。

この曲には失恋の悲しみだけでなく怒りも描かれているというか、怒りのほうが大きいんじゃないかとも思えるくらいです。相手への怒りだけでなく、自分への怒りも感じられます。

これはひとつの想像でしかないんですけど、相手は他に彼女がいるのに主人公と親しくして、「毎日話したり ふざけたり」して、「口付け」までしてきたのかなと思うんです。そう考えるとこっちまでムカついてくるんですけど……。笑

もし特定の彼女がいなくて、ただチャラいだけの人なら、ここまで怒りを感じたり明確に「失恋」と言ったりはしない気がするんですよね。

「キュンした」ときも「こんな出会いがある事に トキメイ」たときも、相手には彼女がいたんだなぁと後から知ったらめちゃくちゃ腹が立つじゃないですか、きっと。相手を想った一瞬一瞬が全部もったいなく感じるし、「ねえ返してよ」ってなるんだと思います。


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切なく刺さる部分

歌詞は全体的に好きなのですが、特に2番が切なすぎてうわあぁってなります。

勝手に信じて

勝手に膨らませ

勝手に君の事

独占してた

とか、もうさぁ、やばいですよね(?)。

恋って本当「勝手に」で出来上がっていくなぁって思います。自分がどんなに信じても、盛り上がってても、叶わなければ「勝手に」でしかないんですよね。なのに恋してる最中は一人でどんどん作り上げていってしまう。まぁこの曲の場合は相手のせいでもあると思うんですけどね。

 

他に気になってるのが、1番の

私も同い年

悪ふざけ 許さない

っていう部分です。

最初聴いたときは、「君と私は同い年なのに、なんで君はそんなにふざけてて幼いの?」とか、もしくは「私のこと子ども扱いしないで」っていう気持ちなのかなぁと思ってたんです。

でも、かなり悲しくなる想像なんですけど、相手の彼女と自分が同い年なんじゃないか、ってふと思ったんです。「君の彼女と私は同い年なのに、なんで私にだけふざけてくるの?」って気持ちだとしたらめちゃくちゃ切ないなぁって……。

自分で勝手にこう解釈しといて、自分でもだいぶ腹が立ちますが。笑

 

具体的なようで具体的でない歌詞

たぶん他にもたくさん解釈の仕方はあると思います。

つんくさんの恋愛曲って、「学校」「部活」「先輩」「バイト」「受験」みたいに主人公と相手の立場や関係性を表す明確なワードが出てくることも多いと思うのですが、この曲にはあまり出てこないんですよね。

「いいカッコボーイ」「バカ子ちゃん」「マジ」などのワードから、主人公も相手も若いんだろうなぁと推測することはできますが、あまり具体的に描かれていないからこそもっと上の世代の人にも響くし、自分の状況を重ねることもできて共感できるんだと思います。

本当になんでこんなに女子の気持ちを描けるのか不思議でならないです……。

 

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少し引っかかるワードたち

つんくさんならではの独特な表現がこの曲にもたくさんありますが、その中からいくつか。

まずはやっぱりサビの

一瞬たりともキュンした 私がバカだな

と、

一瞬たりとも未来像 描いたバカ子ちゃん

ですよね。

「たりとも」って後に打ち消しの語をともなうことがほとんどだと思うんですけど、そこで来ないのがちょっと不思議で、印象的な響きになっていますよね。

「キュンとした」ではなく「キュンした」なのも独特で、耳に残ります。

さらに「バカ子ちゃん」って、「一瞬たりとも未来像 描いたバカ子ちゃん」って、もう、切なすぎません? 主人公に「バカ子ちゃん」なんて思わせた男子が本当に許せない(?)。

 

そういえばこのあとに

真面目に生きてりゃ良い事も あるんだと思ったな

って続くんですが、これが今年「アンジュルム婚」で話題になった山里さんの記者会見での発言を取り入れているのではないか、という意見を見かけてなるほどなーと思いました。もしそうだとしたら、失恋曲で使うのってどうなんだろう?笑 でもアンジュルム好きな方の言葉を本当に使っていたら面白いですよね。

 

あとは「トキメイて」とか「サヨウナラ」がカタカナ表記なのもちょっと独特な感じがしました。

モーニング娘。のユニット曲で「トキメクトキメケ」という曲もあるので、つんくさんは「ときめく」をカタカナで書くのがお好きなんでしょうか?

カタカナだとなんかちょっと無機質な感じがあって、想いを込めずに無理やり言っているような雰囲気も感じられる気がします。

頑張って「サヨウナラ」って言ってみても結局「忘れられないみたい…」っていう本音で終わるのが本当に切ないですね。この部分を歌っているむろたんの声もめちゃくちゃ良くて、聴くたび泣きそうになります。最高です。


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歌詞以外の部分

私は音楽的な知識がないので、曲に関して専門的なことは言えないのですが、雰囲気がすごく好きです。

Aメロ?もサビも同じメロディーがずっと鳴ってる感じなのに、微妙に変化があるからなのか、盛り上がり感とイマドキ感があって不思議だなぁって思います。間奏も好きです。

 

MVも大好きで。

切なさの中にも希望を持たせるお花のカットがあったり、全体的な雰囲気が美しくて、でもちょっと怖い感じもあって見惚れてしまうんですよね。

歌詞が全面に出てくるのは賛否両論あるみたいですが、わりとテンポがゆっくりめな曲ながら、文字の出方でスピード感とか怒りの気持ちが表現されている気がして私は結構好きです。

 

あとダンスも良いですよね。

今回のリリースイベントには行けなかったのと、私が行ったライブではセトリに入っていなかったので、まだ生でパフォーマンスを観られていないのですが、映像で観る感じでは手の動きや足の動きが印象的で良いなって思いました。

最後に全員が倒れこむ振付もインパクトありますね。「そうだよね。悲しいよね。ムカつくよね。起き上がれないよね……」って思いながら観ちゃいます。笑

 

あー、あと衣装も好きです!

黒とベージュで大人っぽさと秋っぽさもあり可愛らしさもあり、全員形が違うのもすごく好みです。

私が着るならりんちゃんかはーちゃんの衣装が良いなぁ……とか思ってます。痛いですね、はい。

↑この動画で衣装と、パフォーマンスが少し観られます

 

あまり上手くまとまらないですが、とにかく美しさと切なさ、怒りと気だるさがバランス良く詰まっているこの曲が大好きです!